楽天証券で3月9日午前11時ごろ、サービスにログインできないなどの障害が発生した。サービスは11時20分ごろまでに復旧。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う急激な円高や日経平均株価の下落と重なり、Twitter上では不満の声が上がっている。
障害は午前10時50分ごろに発生。11時には復旧しはじめ、11時18分までに通常通りサービスを再開した。楽天証券はサービスダウンが原因で発生したユーザーの不利益について、補填(ほてん)の予定はないとしている。
Twitterでは「楽天証券」が一時トレンド入り。急速な円高の影響でサーバがダウンしたといううわさも飛び交ったが、楽天証券は、同社で主回線として使っているKDDIの回線が何らかの理由でダウンしたとしており、副回線に切り替えて復旧したという。
一方、KDDIは「KDDIの設備側では異常が確認できなかった」としており、両社は原因究明を続けている。
9日の東京外国為替市場は対ドルで円高が加速。午前12時には先週末より3円以上値上がりし、約102円まで円高が進んだ。日経平均株価も9日午前は大幅続落し、午前12時には1万9570円と約1年2カ月ぶりに2万円を割り込んだ。
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