ファーウェイ・ジャパンは3月16日、5G対応Androidスマートフォン「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」を3月28日に発売すると発表した。まず限定100人までの先行販売とし、4月中旬から一般発売するという。市場想定価格は12万8800円(税別)。
Mate 30 Pro 5Gは、Android OSを採用しながらも「GMS」(Google Mobile Service)に非対応。このため、ファーウェイが日本で発売するモデルとしては初めて、米Googleの各種アプリが利用できないスマートフォンとなる。
Google Playからアプリのインストールはできないが、その代わりにファーウェイ製のアプリストア「AppGallery」から一部のアプリをインストールできるとしている。
チップセットには5Gモデムを内蔵したSoC「HUAWEI Kirin 990 5G」を搭載。各キャリアの5Gの周波数帯に対応する。
独Leicaブランドの背面カメラは、超広角、広角、望遠、被写界深度測定用の4眼仕様だ。
超広角カメラ(F1.8)は1/1.54型で約4000万画素のイメージセンサーを採用。ISO感度は最大5万1200で、4K 60fpsやスーパースローモーション、タイムラプスなどの動画撮影が可能という。動画撮影では、リアルタイムで背景をボカせるという。
広角カメラ(F1.6)は1/1.7型で約4000万画素のイメージセンサーを採用。センサーのカラーフィルターは「HUAWEI P30 Pro」などでも採用している、光の3原色のうち緑を黄色に置き換えた「RYYB」方式で、夜間など暗い状況での撮影に向くという。ISO感度は最大40万9600。
望遠カメラ(F2.4)の画素数は約800万画素で、画角は光学3倍。デジタルズームで最大30倍までズームできるとしている。
その他、約3200万画素+被写界深度測定用の2眼インカメラや、画面にタッチせずにスマホを操作できる「タッチレスジェスチャーコントロール」、IP68等級の防じん防水、ワイヤレス充電などの機能を搭載する。他のワイヤレス充電対応デバイスへのワイヤレス給電も可能。
本体カラーはオレンジのみ。ディスプレイは約6.53インチの有機ELで2400×1176ピクセル。本体サイズは約73.1(幅)×158.1(高さ)×9.5(奥行き)mmで、重量は約198g。
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