米Googleは3月18日(現地時間)、WebブラウザのChromeおよびChrome OSの今後のアップデートを一時的に停止すると発表した。セキュリティ関連については継続する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で担当者らがテレワークになったことなどによるものとみられる。発表文は「作業スケジュールを調整したため」となっている。
Chromium Projectのページでは、バージョン81が今週中にリリースされる予定になっていた。
同日、Chrome 80のセキュリティ関連のアップデート(80.0.3987.149)がWindows、Mac、Linux向けに配信開始された。このアップデートでは、危険度が上から2番目の「High」9件を含む13件の脆弱性が修正される。
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