この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「Red Hat新CEOにポール・コーミア氏が就任。CEOだったホワイト・ハースト氏はIBMプレジデントに」(2020年4月8日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Red Hatは新しい社長兼CEOとして、それまで製品およびテクノロジー担当社長を務めていたPaul Cormier(ポール・コーミア)を任命したと発表しました。
コーミア氏は2001年にRed Hatに入社。以来、テクノロジーと製品の面で同社をリードし、同社の製品群をLinux OSだけでなくミドルウェア製品群や、Kubernetesを中心としたハイブリッドクラウドに対応したクラウド基盤製品などへ広げていくことに成功してきました。
Red Hatは2018年10月に米IBMによって買収されています。Red HatはIBMのハイブリッドクラウド戦略を支える重要なソフトウェアベンダーという位置付けを保ちつつ、引き続き運営されることになるはずです。
コーミア氏の前任であったRed Hatの元CEO James Whitehurst(ジム・ホワイトハースト)氏は、今年1月にIBMのCEO Ginni Rometty(ジニ・ロメッティ)氏の4月退任と同時にIBMのプレジデントになることが決まっていました。コーミア氏の今回のCEO就任はこれに合わせたものとなります。
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