米Microsoftは4月13日(現地時間)、コラボレーションサービス「Microsoft Teams」の機能を強化し、ビデオ通話画面に最大9人分の映像を表示できるようにすると発表した。時期は4月末ごろの予定。従来の上限は4人分で、ユーザーから「増やしてほしい」といった要望が出ていた。
Teamsのビデオ会議は最大250人が参加可能。現在は、マイクやビデオをオンにしているアクティブなユーザーの映像を最大4人分表示する仕様だ。Microsoftは表示する映像を最大9人分に増やした後も、「さらなる上限アップに向けて努力する」としている。
Teamsは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うビデオ会議需要の高まりによって、世界各国で利用時間が急増中。全ユーザーがTeams上で会議した1日当たりの時間は、3月31日の時点で27億分(4500万時間)に上り、3月16日(9億分/1500万時間)から半月で3倍に拡大したという。
需要の高まりを受け、Microsoftは4月9日にTeamsのビデオ通話画面にバーチャル背景を設定可能にするなど、ユーザーの要望に沿った機能強化を進めている。
「Microsoft Teams」でもバーチャル背景の設定が可能に
「Microsoft Teams」の1日当たり会議時間が3月中旬から3倍増の27億分に
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