米Uberは5月13日(現地時間)、ドライバー、(Uber Eatsの)配送パートナー、ライダー(乗客)にマスクの着用を義務付けると発表した。北米、インド、欧州、中南米で18日から実施する(日本を含むアジアでの実施日程については不明)。
ドライバーは、サービス開始前にUberアプリでマスクを着用した自撮り写真を撮影する。UberのAIがマスク着用を確認してはじめて、ライダーにアプリ内メッセージでサービス開始を通知する。
18日以降、実施地域でマスクあるいはフェイスカバーを着用しないドライバーはUberにアクセスできなくなる。このポリシーはまず6月末まで維持し、さらに延長する可能性もある。
ライダー側も、アプリでチェックリストでマスクやフェイスカバーの着用や手の清浄を確認する項目に入力する必要がある。また、乗車中に窓を開けることに同意する必要もある。
ドライバーあるいはライダーが実際に会った段階でマスクを着用していなかった場合、互いにペナルティなしでキャンセルし、アプリで報告できる。
ドライバーを新型コロナウイルス感染症から守るため、同社はマスクや消毒剤などの購入に5000万ドル(約534億円)を投じた。発表の時点で、ドライバーと配送パートナーのための2300万枚のマスクを確保したとしている。
また、英国ではオランダと英国に拠点を置く一般消費財メーカーUnileverとの協力により、ドライバーと配送パートナーに衛生キットを提供する予定。このキット配布は欧州とアフリカにも拡大してく計画という。
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