米Googleは6月1日(現地時間)、オリジナルスマートフォン「Pixel」シリーズに提供していく予定の新機能「feature drops」の第3弾を発表した。Android 10の最新版(のPixelシリーズ)で利用できる。同日リリースでロールアウト中のセキュリティアップデートを適用したところ、筆者のPixel 4でも一部の新機能を利用できるようになった。
Pixelのモデルや地域によって使えないものもあるが、簡単に紹介しておく。
「自動調整バッテリー」は、必要なときだけ電池を使うようアプリを設定するための機能。[設定]→[電池]で設定する。この機能が「さらにスマートに」なり、バッテリーが切れる時期の予測確度が上がり、バックグラウンドでのアクティビティをさらに抑制することでバッテリー持続時間が従来より延びるとしている。
「時計」アプリに新たな「おやすみ時間」タブが追加された。ユーザーの睡眠をサポートする様々な機能がこのタブにまとまっている。
これまで「Pixel Stand」と接続していないと使えなかった「めざましディスプレイ」がPixel端末単体で使えるようになったことを含む、以下のような機能を利用できる。
Pixelシリーズで利用できる音声録音アプリ「レコーダー」で、「Googleアシスタント」による録音開始、停止、検索が可能になった。ただし英語のみ。
Pixel 4でのみ利用可能だった「緊急情報サービス」アプリがPixel 3でも利用可能になった。これは、ユーザーの安全を確保するため、初期対応者と緊急連絡先に連絡するアプリ。Google Playストアからダウンロードできる。新機能として、付近の災害情報を受け取る設定もできるようになった。また、日本ではまだ使えないが、自動車事故に遭ったことを感知すると緊急サービスに自動連絡する機能もある。
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