“マツコ”も紹介した「自作キーボード」 はんだ付け不要な初心者向けキットはどれ?(1/2 ページ)
TBSテレビの番組「マツコの知らない世界」の7月21日放送回でPC向けキーボードが紹介され、ITmedia NEWSの連載「ハロー、自作キーボードワールド」を執筆するびあっこさんとぺかそさんがゲスト出演した。
番組では、「Majestouch」「HHKB」「REALFORCE」といった代表的な高級キーボードの他、びあっこさんが開発した「Ergo42」やぺかそさんが開発した「Fortitude60」などの自作キーボードを紹介。2人がマツコさんを奥深いキーボードの世界にいざなった。
本記事では、テレビの放送などをきっかけに自作キーボードに興味を持った人に向けて、初心者でも比較的簡単に組み立てられる自作キーボードキットを紹介する。キットのチョイスには自作キーボード専門店「遊舎工房」(東京都千代田区)代表の倉内誠さんに協力いただいた。
なお、いずれの自作キーボードキットもキースイッチとキーキャップは別売。これらも自分好みのものを選ぶのが“自作”の醍醐味の一つだ。日本国内での入手性を考え、遊舎工房で取り扱っているものからピックアップした。いずれも対応キースイッチは独Cherryの「Cherry MX」シリーズや、中国Kaihua Electronics(Kailh)や中国Gateronなどが製造するCherry MX互換軸。
はんだ付けはほぼ不要 キー配列はHHKB風な「7sPro」
倉内さんがまず挙げたのは、サリチル酸(@Salicylic_acid3)さんが開発した「7sPro」だ。価格は1万5000円(税別、以下同様)。
PFUの高級キーボード、HHKB風の配列を採用した、左右分離型のキーボード。自作キーボードキットの多くは別売のキースイッチをはんだ付けする必要があるが、7sProはキースイッチを抜き差しできるソケットが基板に実装されているため、キースイッチのはんだ付けは必要ない。後からキースイッチを替えて楽しめる。
各キースイッチの接続に必要となるダイオードも実装済み。マイコンボード「ProMicro」などいくつかの部品ははんだ付けが必要になるが、キースイッチとダイオードのはんだ付けがないため、組み立ての手間を大幅に短縮できる。
はんだ付け完全不要 ビット・トレード・ワン版「Corne Cherry」
はんだ付けが全く必要なく、各部品をネジなどで組み立てるだけで完成するキットが、ビット・トレード・ワン(神奈川県相模原市)が7月17日に発売した「Corne Cherry」だ。価格は1万5800円。
Corne Cherryはfoostan(@foostan)さんが開発した小型な左右分離型キーボード。組み立て工程がメジャーなキーボードとして、「ハロー、自作キーボードワールド」でも詳しく取り上げたキットだ。
ビット・トレード・ワン版はオリジナルと異なり、動作に必要となる部品が全てはんだ付けされているため、本キットとキースイッチ、キーキャップを買って組み立てればキーボードが完成する。
ただし、バックライト用のLEDは実装されておらず別売のため、キーボードを光らせたい場合は別に入手し、自分ではんだ付けする必要がある。LEDのはんだ付けははんだごての温度調節に気を付けないとLEDを破損する恐れがあるため、はんだ付けに慣れてからチャレンジすることをおすすめする。
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