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» 2020年08月12日 06時48分 公開

Twitter、リプライ相手制限機能を正式リリース 好評につき

Twitterが、ツイートにリプライ(返信)できる相手を制限する機能を正式に追加した。3段階で制限できる。5月から実施していたテストで、嫌がらせ防止や意義のある会話の活性化に効果があったとしている。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは8月11日(現地時間)、5月にテストを開始したツイートにリプライ(返信)できる相手を3段階で調節する機能を正式機能として全ユーザーが利用できるようにしたと発表した。意義深い“会話”が不要なリプライによって邪魔されることが減るとしている。

 この機能を使うには、ツイート作成ボックスの左下に表示される地球アイコンと「すべてのアカウントが返信できます」というテキスト(下左図)をタップし、返信できる相手を「全員」、「フォローしているアカウント」(フォローしているアカウントか、ツイート内でメンションしたアカウント)、「@ツイートしたアカウントのみ」(メンションしたアカウントのみ)の3つの選択肢(下画像中央)から選んで投稿する。「@ツイートしたアカウントのみ」を選んだ場合は、ツイートでユーザーのアカウントを入力する。複数指定可能だ。投稿したツイートにはツイートへのリプライが制限されていることが表示される。

 tweet

 テストにより、この新機能には、ユーザーに安心感を与える効果があることが確認できたという。例えば、

  • スパムや嫌がらせから守られていると感じたというフィードバックがあった
  • この機能で嫌がらせを阻止された問題のあるユーザーが嫌がらせ手段としてコメント付きRTに向かう傾向はあまりなく、望まれないDMが急増することもなかった
  • 過去に嫌がらせを報告したユーザーは一般ユーザーの3倍この機能を使っていた
  • この機能を使ったユーザーの60%はミュートやブロックを使わなかった

 テストで嫌がらせ防止以外に以下のような効果的な利用が行われた。

  • この機能を使った#BLMや新型コロナに関する会話は平均より長かった
  • 政治や社会問題などセンシティブなテーマにこの機能が使われた
  • フォロワーの多いユーザーが意見や個人的なニュースをツイートする際にこの機能を使った

 「人々が自分と異なる多様な考え方にふれるのは大切なことだ。Twitterはコメント付きRTを通じて幅広い議論を見いだせるようにしていく。また、会話にどのような設定がされているかがよりわかりやすいようなラベルを追加する計画だ」という。

 twitter 2 誰がリプライできるかを明示するラベル

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