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「ゴースト・オブ・ツシマ」にハマった漫画家、美しい対馬の地で洋ゲーコンプレックスを克服すサダタローのシェアさせていただきますR(5/5 ページ)

» 2020年09月04日 07時00分 公開
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「なんちゃってジャパニーズ」じゃなかった

 ゲームでは四季折々の美しい対馬の情景が描き出され、神社仏閣の佇まいも本当に美しいです。洋画や洋ゲーに多い「なんちゃってジャパニーズ」とは一線を画すクオリティーにサダタローさんは感動。でも、すぐに慣れてしまいました。

 ゲームバランスの良さは、バトルからもうかがえます。正々堂々とした侍の戦い方から闇討ちのような冥人の戦い方に誘導していくバトルのバランスが絶妙で、武士の誉れを重んじる主人公の心情の変化もうまく表現できていたそうです。

 対馬が舞台のため、オープンワールドといっても程よい広さだったことも好印象。アイテムの場所などを風や動物が教えてくれたり、ロード時間が短かったりとプレイヤーにストレスを与えない工夫が随所に見られました。

 不満という不満を感じなかったサダタローさんですが、一方で斬新でトガった部分が感じられなかったのが少し残念だったそう。例えば「デス・ストランディング」をプレイしたときのような未体験のワクワク感はなかったといいます。

 それでも広大なオープンワールドに苦手意識を持つ人たちの入門としてGHOST OF TSUSHIMAは最適な「良ゲー」。数多くのゲームをプレイしてきたサダタローさんが誇りならぬ誉れを持ってオススメする1本になりました。

 ちなみに、漫画内でサダタローさんが叫んでいる「ドーショー」は、ゲーム中の「トーショー」(伏せろ)と「どーしよう」をかけているのですが、ぶっちゃけ叫びたいのは担当編集「リモたん」のほうだったようです。

【お詫びと訂正:2020年9月07日11時50分更新 ※ゲーム中のセリフを誤って記述していたため、該当するコマと記事タイトル、本文を修正しました。お詫びして訂正いたします】

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