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Googleのくつろぎ製品パーティー「Launch Night In」はどんな様子だったのかGoogleさん(2/3 ページ)

» 2020年10月03日 08時05分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

Google TVと一緒に使うChromecast

 「Chromecast with Google TV」。これが新しいChromecastの名前です。これまでのChromecastと違い、Google TVの操作ができるのです。Google TVは、Apple TVやAmazonのFire TVに相当するテレビ画面に表示するプラットフォーム。YouTubeはもちろん、仲直りしたAmazonのプライムビデオやNetflix、Disney+(!)、Huluなどのストリーミングサービス(Apple TV+はない)や、ゲームストリームサービス「Stadia」Nestのホームセキュリティカメラなど、いろんなものへの入口になっています。

 あまりにもいろんなコンテンツがあって、選ぶのも大変。でも、検索とお勧めはGoogleさんの得意技なんでした。ChromecastのリモコンのGoogleアシスタントボタンを押して音声で検索したり、AIがお勧めコンテンツを「For You」で提案したり、自分で後で見たいコンテンツはウォッチリストに入れておいたりできます。「あなた好みのエンターテインメントをお届けするキュレーターだと思ってください」だそうです。

 日本での発売時期などは不明ですが、いつかは発売するらしいです。うちのAndroid TVのリモコンはものすごく使いにくいですが、このリモコンはちょっと良さそう。個別記事もどうぞ。

 chromecast Chromecast with Google TV

 Chromecast with Google TVの紹介の最後には、Google TVで視聴できるサービスの1つ「YouTube TV」(ややこしい)の紹介もありました。とにかくたくさんのCATV局の番組が見られるということを、有名ラッパーのマック・リーサルに局名を早口に言わせることで表現しました(YouTube TVは米国のみのサービス)。

Google Nest Audio

 既にNest Miniが2台、Nest HubとNest Hub Maxもある(AppleのHomePodまである)狭い我が家には、もう新たなスマスピが入る余地はない(トイレとかお風呂とかに置くというのもありですが)ので、正直なところあまり興味がわかなかったんですが、「Google Nest Audio」は、Googleのスマスピの初代であるGoogle Homeの後継モデルです。先代とは似ても似つかず、音質も飛躍的に良くなっているようなのですが、音質は実際に聴いてみないことにはなんとも。(個別記事はこちら

 そこでGoogleさんはNest Audioの紹介コーナーで、耳が良さそうで誠実そうなアーティスト、マーク・ロンソンを抜擢。自分の曲をNest Audioで再生したロンソンが「録音した意図どおりに立体的に聴こえるね」と言うのでした。

 marc Nest Audioに聴き入るマーク・ロンソン

 さらに、部屋がたくさんある家で部屋ごとにNest Audioを置いて同時に曲を流す様子を、天才少年ドラマーのジャスティン・ウィルソン2世とそのお父さんのパフォーマンスで紹介。

 その流れで「YouTube Music」も紹介します。これにはなんと、セレーナ・ゴメスを採用。「YouTube Musicは皆さんのために作られた7千万曲以上の曲が楽しめる公式音楽アプリです」と言ってます。プレイリスト共有などの機能を上手にまとめて紹介しています。

 その後、11月に世界のアーティスト(メイベル、エラ・マイ、ベニー、そして日本からはポルカドットスティングレイの雫)などが自宅からセッションする「Nest Audio Sessions」を提供するという予告。

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