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Appleのスマートスピーカー第2弾「HomePod mini」登場 小型球形で1万800円

» 2020年10月14日 02時05分 公開
[松尾公也ITmedia]

 米Appleは10月14日(日本時間)に開催されたオンラインイベントで、自社のスマートスピーカーとしては2番目の製品となる「HomePod mini」を発表した。初代スマートスピーカー「HomePod」よりも小型になって、デザインは新しい米AmazonのEcho Dotに似た球形。最大直径97.9mm、高さは84.3mm。重さは345g。ネットワークは802.11nとBluetooth 5.0。

photo HomePod mini

 HomePodと同様に上部にカラー表示のタッチディスプレイがある。音声アシスタント「Siri」により、音楽の再生やHomeKit対応製品の制御ができる。価格は99ドル(日本の価格は税別1万800円)で、カラーはスペースグレイとホワイト。11月6日から注文を受け付ける。出荷は11月16日から。

photo HomePod mini
photo HomePod miniの新機能

 HomePod miniはS5チップを搭載し、「コンピュテーショナルオーディオ」による優れたオーディオ再生機能を提供。2台のHomePod miniでステレオペアにできるほか、マルチルームオーディオにも対応する。UWBセンサーを内蔵しており、U1チップを搭載したiPhoneの位置を正確に把握する。また、音楽サービスとして従来のApple Musicだけでなく、サードパーティーのサービスも利用可能となる。他のHomePod miniと音声通信するインターコム機能も備える。

 HomePodは2017年6月に、「ホームミュージックを再発明する」として349ドルで発表され、翌18年2月に出荷された。現在の価格は299ドル。直径142mm、高さ172mmの円筒形で、重さは2.5kg。2台をペアリングするとステレオスピーカーになる。日本では19年8月に3万2800円(税別)で発売された。カラーはスペースグレイとホワイトの2種類。

photo HomePod

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