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» 2020年10月14日 02時53分 公開

iPhoneに初の“mini”、「iPhone 12 mini」発表 「世界で最も小さい5G対応スマホ」

米Appleは、iPhoneとしては初のminiモデルとなる「iPhone 12 mini」を発表した。価格は7万4800円(税別)から。

[井上輝一,ITmedia]

 米Appleは10月13日(現地時間)、iOS搭載スマートフォンの新モデル「iPhone 12 mini」を発表した。iPhoneとしては初のminiモデルで、ディスプレイサイズは「iPhone SE」(4.7インチ)と「iPhone 12」(6.1インチ)の間となる5.4インチ。同日発表したiPhone 12のスペックをそのままに小さくしたもの。本体カラーはブラック、ホワイト、PRODUCT(RED)、グリーン、ブルーの5色。価格は7万4800円(税別)から。11月6日に予約を開始し、13日に発売する。

 同日に開催したオンライン発表会で、「HomePod mini」「iPhone 12」に続いて披露した。

(関連記事:「iPhone 12/mini/Pro/Pro Max」は何が変わった? 11シリーズ+SE 2との比較まとめ

iPhone SEの4.7インチよりも大きい5.4インチディスプレイながら、狭額縁を採用して筐体を小さく収めた

iPhone 12のスペックをそのままにダウンサイジング

 12 miniのスペックは、基本的にはベースモデルのiPhone 12と同じもの。異なるのは本体サイズ、重量、ディスプレイのサイズとピクセル密度。

 ディスプレイは5.4インチ(2340×1080ピクセル、476ppi)の「Super Retina XDR」を搭載する。ディスプレイのコントラスト比は200万:1。iPhone 12の他、今回発表されたProモデル「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」とともに、ディスプレイの素材は有機ELに統一された。

 iPhone SEよりも大きいディスプレイを搭載しながら、狭額縁デザインを採用し、「Touch ID」用のホームボタンをなくすことでSEよりも小さな筐体に収めた。筐体の素材はアルミニウム。本体サイズは131.5×64.2×7.4mm。重量は133g。

 SoCは「A14 Bionic」で、6コアのCPUと4コアのGPUを搭載。CPU、GPUいずれも「他のスマートフォンのSoCより50%高速」という。機械学習用のニューラルエンジンは16コアで、従来に比べ80%高速化したとしている。

「世界で最も小さい5G対応スマートフォン」

3重になったケースからiPhone 12 miniを取り出し、その小ささをアピールした

 次世代通信規格「5G」に対応。「世界で最も小さい5G対応スマートフォン」だとしている。通信速度は最大で下り4Gbps、上り200Mbps。

 アウトカメラは、有効1200万画素の広角レンズ(F1.6)と超広角レンズ(F2.4)の2眼カメラを採用。SoCの計算性能を活用して写真を撮影する「コンピューテーショナルフォトグラフィー」により、広角レンズと超広角レンズの両方で夜景を明るく撮る「ナイトモード」や広いダイナミックレンジで撮影する「スマートHDR 3」などに対応するとしている。光学式手ブレ補正は広角レンズのみ対応。

 インカメラは有効1200万画素で、開口部はF2.2。インカメラでもナイトモードやスマートHDR 3などに対応する。アウトカメラ、インカメラともに4K60fpsの動画撮影に対応する。

 生体認証は従来モデルから引き続き、顔認証の「Face ID」。IP68等級(最大水深6mに30分間置いていても浸水しない)の防水防じんに対応する。

 コネクターはLightning。背面にマグネットを搭載し、対応するワイヤレスチャージャーと磁石でくっついて安定的に無線充電を行える「MagSafe」を搭載する。MagSafeはワイヤレス充電の他、クレジットカードケースなど対応アクセサリーの装着にも利用できるとしている。

iPhone 12シリーズに搭載された「MagSafe」

 ストレージの容量と価格は、64GBモデルが7万4800円、128GBモデルが7万9800円、256GBモデルが9万800円(いずれも税別)。

iPhone 12とiPhone 12 miniのスペック一覧

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