NTTドコモは11月5日、カメラやVR機器、プロジェクターといったデバイスのレンタルサービス「kikito」を2021年3月に始めると発表した。5Gの大容量通信で高精細映像のニーズが高まると見込み、映像デバイスの利用促進や普及につなげるという。
ユーザーが専用のWebサイトでレンタルを申し込むと、指定した住所に機器が郵送される仕組み。返却には、NTTドコモが指定する集荷サービスか、コンビニの持込発送サービスを使う。利用にはドコモ回線の契約か「dアカウント」の登録が必要。
貸し出すのはキヤノンの一眼レフカメラ「EOS Kiss M2」、米GoProのアクションカメラ「HERO9 Black」、エプソンのプロジェクター「EF-100BATV」、米Magic LeapのVR機器「Magic Leap」など。この他、米Garminのスマートウォッチ「ForeAthlete 245」や米iRobotのロボット掃除機「Roomba i7」などもレンタルする。ラインアップは順次拡大する予定。
プランは1日単位で貸し出す「短期レンタル」と、30日単位で貸し出す「長期レンタル」の2種類。レンタル品の買い取りサービスも提供する予定で、支払いはクレジットカードかドコモ払い、dポイントで受け付ける。料金設定は未発表。
NTTドコモの吉澤和弘社長は「ドコモは5G時代にさまざまなデバイスと新しいサービスをつなげることで、スマートフォンを超える価値を提供していきたい。このサービスはその第一歩」としている。
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