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「自然に起きる」ためのライト、フィリップスが発売

» 2020年11月16日 12時57分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 フィリップス・ジャパンは11月16日、音と光で就寝と目覚めを支援する照明器具「SmartSleep ウェイクアップ ライト」を発表した。価格は1万4960円(税込)。26日からAmazon.co.jpや公式オンラインストア楽天市場店で販売する。

「SmartSleep ウェイクアップ ライト」

 目覚ましやFMラジオが付いたコンパクトなベッドサイド用ライト。LEDライトの調光・調色機能を利用して太陽光を再現した。

「朝日や夕日は、色温度が2000K(ケルビン)から徐々に上がっていく。これを参考に1500Kから2800Kの間で変化する照明を作った。例えば起床時には赤っぽい色から徐々に太陽光に近い色に変化する」(フィリップス、マーケティング部の久保和也副部長)という。

1500Kから2800Kの間で変化

 起床時間をセットすると、10〜20分前から徐々にライトが明るくなり、野鳥のさえずりや波音といったヒーリング音源が流れ始める。音量も徐々に上がり、音と光の刺激で穏やかに目覚められるという。

 就寝前には読書灯やFMラジオとして使える他、消灯時には日没のようにライトを徐々に暗くして気持ちをリラックスさせる。照度は最大300LX(ルクス)と高くはないため、顔から45cm程度の距離に設置することを推奨している。

 ウェイクアップライトは、2019年にフィリップスが発売した「SmartSleepヘッドバンド」に続くスリープテック商品の第2弾。「日本は主要先進国で最も睡眠時間が短いといわれ、コロナ禍ではストレス等による睡眠の質の悪化も指摘されている。ウェイクアップライトで“起こされる”から“自然に起きる”に変えることが、睡眠の改善につながる」としている。

製品仕様表

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