米Microsoftは2月16日(現地時間)、XboxおよびPC向けゲーム開発者がゲームのアクセシビリティを確認できるプログラムを立ち上げたと発表した。Microsoftにゲームを送ると、障害のあるプレイヤーも参加するプログラムでゲームを実際にプレイしてもらい、フィードバックを受けることができる。
プログラムには、障害があるプレイヤーからのフィードバックの他、アクセシビリティ改善のためのデザインや関連する非営利団体、アクセシビリティの専門家に関する情報が含まれる。
同社はまた、昨年リリースした「Xboxアクセシビリティガイドライン」(XAG)の改善も発表した。
XAGは、「業界の専門家や、ゲームおよび障害者コミュニティーのメンバーとのパートナーシップにより開発された一連のベストプラクティス」。今回の改善で、例えば過度な専門用語を排除するなど、文章を分かりやすくし、各項目に目標ステートメントを追加することで、必要な情報を見つけやすくした。
Microsoftによると、障害のあるゲーマーが米国だけでも約4600万人いるという。同社は2018年には障害のある人がXboxやWindows 10のゲームをプレイするためのコントローラ「Xbox Adaptive Controller」を発売している。
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