では撮るのであるが、その前に。fp Lで搭載されたユニークな機能というのがいくつかあって、その1つにスクリーンショットがある。
ディスプレイボタンとOKボタンを同時押し(こころもち、ディスプレイボタンを先に押す感じ)すると、スクリーンショットを撮ってくれるのだ。一部の特定の人たちにしかささらない機能ではあるけれども、個人的には大変ありがたい。
装着したレンズは24-70mm F2.8のArtレンズ。シャープでくっきりした味付けがシグマっぽい。
望遠でも1枚。実にヌケがよい絵でディテールの解像感もすばらしい。レンズもよいが、ローパスフィルターを入れたとはいえ、6100万画素の解像感だ。
ボディが小さいのでスナップ用として携帯するならコンパクトなレンズがいいが、6100万画素の画質を重視するならArtレンズを使うのがいいだろう。
ボディはコンパクトな分操作系も最低限。
上面には電子ダイヤルと電源とシャッターボタンなど。動画と静止画の切替えが「CINEとSTILL」なのがこのカメラの性格を示している。モニターの裏側あたりに穴が空いているのは放熱のためだ。
装着しているレンズはfpと同時に登場した45mm F2.8。このシリーズは絞りリングを持っているので、操作系がシンプルなfpやfp Lに向いている。
続いて背面。ボディがコンパクトな分、操作系もシンプルだが、それでいてモニター下部に「TONE」「COLOR」のボタンが独立しているのが絵作りを楽しむfpシリーズっぽいところ。この2つは他の機能に割り当てられるが、まずはデフォルトのまま楽しんでみたいと思う。
特に「COLOR」には新しいモードが2つ追加された。
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