Google I/Oの基調講演では、Wear OS(仮)の特徴が説明されました。搭載端末のバッテリー持続時間が大幅に改善され、アプリの読み込み時間が30%短縮され、アニメーションがなめらかになるそうです。
GoogleマップやGoogle Payなどのアプリの使い勝手もかなりよくなるそうです。
例えばGoogleマップは年内に、スマートフォンなしでのターンバイターン式ナビが可能になり、「Google Pay for Wear」での支払いが26カ国(日本が含まれるかどうかは不明)で可能になるそうです。「YouTube Music」と「Spotify」のプレイリストをダウンロードしてBluetoothイヤフォンで音楽を聴けるようになり、Fitbitのフィットネスアプリも使えるようになる、と。
アプリ開発環境もかなり改善されるので、Wear OS(仮)対応アプリが増えるかもしれません。
Bixbyの運命は不明ですが、SamsungのBitmojiは生かされるようです。
基調講演にはFitbitのジェームズ・パークCEOも登場し、「将来、Fitbitの健康に関する専門知識とGoogleのアンビエントコンピューティング機能を組み合わせた、Wear搭載のプレミアムスマートウォッチを構築する予定だ」と話しました。将来ってどのくらい将来?! など詳細は不明ですが、今秋に開催されるであろう「Made by Google」のイベントで何か分かりそうです。待ちきれずにFitbitの「Luxe」を予約しちゃいましたが、Pixel Watch(仮)出たら買おう。
これは気になるけどまだ分からないことです。密かに期待しているのは、Wear OS(仮)がとてもいいものになったら、AppleがApple Watchのシェアを守るために、Apple WatchをAndroidスマートフォンとも連携できるようにするんじゃないか、ということ。まずないとは思いますが、ちょっと期待。
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