米Twitterの各種サービスを利用する初のサブスクリプションサービス「Tomorrow」が6月1日(現地時間)に米国の一部の地域でスタートした。気象、気候関連記事執筆で知られる気象学者、エリック・ホルトハウス氏がTwitterと協力して立ち上げた、気象情報サービスだ。
サブスク料金は月額10ドル。Twitterが1月に買収したニュースレター配信のRevueで会員登録すると、Tomorrowのホルトハウス氏を含む気象学者が執筆するニュースレターを購読できる他、チケット制の音声チャットルーム「Spaces」への無料参加や、TomorrowのPodcast(おそらく1月に買収したBreakerによるもの)への早期アクセスが可能になる。また、気象学者に無制限で質問(ハリケーンはどこを通るの? など)できる。
ホルトハウス氏は自身のTwitterアカウントで「私は長年、こうしたサービスを夢見てきた」とツイートした。同氏は米Axiosに対し、「ハリケーン・サンディの間、私のTwitterのフォロワーは1週間で5000人から15万人に急増した」「世界中の災害時にDMが殺到することがよくある」と語った。同氏の現在のフォロワー数は49万2000人だ。
TomorrowはTwitterとは独立したホルトハウス氏によるサービスで、Twitterから資本は出ていない。まずは米国の16都市が対象だが、地域は拡大していく計画だ。
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