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» 2021年06月17日 20時24分 公開

Yahoo!ニュースの記事をユーザーが評価する新機能 PV以外の新たな評価軸に、配信料への反映も

ヤフーは同社が運営するニュースサイト「Yahoo!ニュース」で配信する記事をユーザーが評価できる新機能「記事リアクションボタン」を追加した。記事へのユーザー評価を各媒体に支払う配信料に反映するのが狙い。

[樋口隆充,ITmedia]

 ヤフーは6月17日、同社が運営するニュースサイト「Yahoo!ニュース」で配信する記事をユーザーが評価できる新機能「記事リアクションボタン」を追加した。現時点では、PC版とスマートフォンブラウザ版のみの提供だが、「Yahoo!ニュース」アプリ(iOS/Android、無料)にも順次拡大する。記事へのユーザー評価を各媒体に支払う配信料に反映することで、良質な記事の支援につなげたい考え。

photo ユーザーが記事を評価する新機能「記事リアクションボタン」

 新機能ではYahoo!ニュースで配信する記事の下部に「学びがある」「分かりやすい」「新しい視点」の3種類のボタンを用意。ユーザーが「有意義な内容だ」「要点がまとまっていて分かりやすい」「新奇性や独自性がある」と感じれば、それぞれのボタンを押すことでフィードバックできる。多くのSNSが採用している「いいね」ではない理由について、同社は「良質な記事に対して具体的にリアクションしやすくするため」としている。

photo Yahoo!ニュースの記事の下部に「学びがある」「分かりやすい」「新しい視点」の3種類のボタンを用意

 新機能での評価は、ヤフーが媒体各社に支払う配信料の算出に活用する。Yahoo!ニュースは420社650媒体から1日約7000本(6月17日時点)の記事を掲載しており、ヤフーは各記事のPVに応じて配信料を支払っている。また、公共性が高く、綿密に取材していると同社が判断した記事に対して配信料を加算する「課題解決バリュープラン」を提供してきた。

 しかし、これまではヤフーだけが記事を評価する仕組みだった。今後はユーザーからの評価を反映するため、同プランにも記事リアクションボタンによる評価を追加するという。

 ヤフーはボタンの押下傾向やユーザーの反応などを参考にし、2021年度内に配信料の支払いへの活用を始める予定。PV数をメインの指標として執筆者に配信料を支払っている「Yahoo!ニュース 個人」への導入も今後検討するとしている。

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