日本航空(JAL)は7月26日、同社のシステムに一時障害が発生し、国内複数の空港で飛行機の出発を見合わせたと発表した。同社は「羽田空港内のネットワーク回線に不具合が生じた」としている。
障害が発生したのは同日午前9時半ごろ。羽田空港で発生したネットワーク回線の不具合が原因で、空港内のチェックイン端末から搭乗者情報を管理するシステムに接続できず、利用者の搭乗手続きがストップしたという。システム不具合が羽田空港の発着スケジュールに影響した結果、伊丹空港など国内の複数の空港にも影響が波及。計123便の発着が乱れ、最大で出発が1時間45分遅れた便もあったという。
羽田空港内のネットワーク回線を切り替えたところ、不具合発生から約1時間後の午前10時40分ごろに全面復旧した。
26日午後8時55分現在も一部の便が遅延しており、同社は「利用者にはご迷惑とご不便をおかけし、深くおわび申し上げます」としている。
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