レンズは12-40mm F2.8のプロレンズを使ったけれども、シャープでフォーカスもきっちり合ってて良い写りだ。
いうなれば最新技術をがっつり搭載した高性能ハイエンド機ではなく、小さくて軽くて誰もが写真を楽しめるコンパクトなカメラというPENの原点に立ち返った製品と思えば納得できると思う。
でも、思い切りエントリー向けに振ったPLとも違う。何より電子ダイヤルが2つ付いていて使いやすい。
上から見るとよく分かる。PLシリーズは1つだけだったので使っててもどかしいことが多々あったのだ。
これだけで使い勝手はずいぶん違う。
この操作部には電源レバーやショートカットキーもあり、まとまってるのがよい。
背面はシンプル。EVFはなく背面モニタで撮る仕様だ。モニターは上下にチルトするタイプでタッチパネル対応。
両方向にチルトするのでハイアングルでも撮りやすい。これは高輪ゲートウェイ駅近くで発掘された明治時代の鉄道用築堤跡。たまたま囲いの上から覗ける場所があったのでモニターを下に開き、腕を伸ばして上から撮ってみた。こういう撮影をさっとできるのはチルト式の良さ。
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