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48万個のレゴブロックで作った「実物大GRスープラ」登場 モーター搭載で走行できる

» 2021年08月12日 13時36分 公開
[ITmedia]

 レゴジャパンは8月12日、47万7303個のレゴブロックで作った「実物大GRスープラ レプリカ」を披露した。外観から内装まで忠実に再現した上、モーターを搭載して実際に走行できるという。最高時速は28km/h。

48万個のレゴブロックで作った「GRスープラ実物大レプリカ」
ハンドルは本物

 スープラの発売35周年を記念してTOYOTA GAZOO Racing(TGR)とコラボレーションした。「レゴブランド史上初の運転できる実物大モデル」であり、「レゴブロックで制作したクルマでは最速」としている。

 メイキング動画によると設計に約3000時間、組み立てには2400時間掛かったという。3Dソフトの「Maya」で実物大の3Dモデルを作り、レゴ社内用ツールの「BrickBuilder」でブロックを配置、調整した。

 実際の組み立てには21人のモデルビルダーと2人のメカニックが参加し、3シフト24時間体制で進めた。TGRの協力によりハンドルやエンブレムはGRスープラで実際に使われているものを取り付けた。

 レゴジャパンの長谷川敦社長は「今回のコラボレーションでお届けするワクワクを通し、遊びを通して学ぶこと、想像力とレゴブロックの無限の可能性を感じていただければ幸い」としている。「レゴランド・ジャパン」(愛知県名古屋市)で10月11日まで一般公開する。

設計と組み立てに合計5400時間掛かった
GRスープラ実物大レプリカと本物(35周年特別仕様車)の比較表

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