フィッシング対策協議会は8月24日、特別定額給付金の通知を装うフィッシングメールを確認したとして注意を呼び掛けた。「2回目の10万円給付を申請する特設サイト」などと偽って、マイナポータルに似せたフィッシングサイトに誘導し、氏名や住所、クレジットカード番号などの入力を求められる。
メールの件名は「[お知らせ] 二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました」など。本文には「家計への支援のため、2回目の特別定額給付金が支払われる」「給付対象者1人につき10万円」などと記載。申請先と偽った文中のリンクから、フィッシングサイトに誘導する。URLは「https://soumui.●●●●.com/」など。
誘導先はマイナポータルに似せたデザインで、氏名、住所、生年月日、「入金カード番号」と有効期限、認証コード、免許証写真の写し、通帳やインターネットバンキングの画面の写しなどを送信するよう求められる
協議会は「フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難」なため、「日頃から個人情報の入力を要求された場合は、入力する前に一度立ち止まり、似たようなフィッシングや 詐欺事例がないかを確認してほしい」と呼び掛けている。
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