ITmedia NEWS > 製品動向 >

置き配も訪問も即座にスマホに知らせてくれる Googleのインターホン「Doorbell」の実力Googleさん(1/4 ページ)

» 2021年08月29日 09時45分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 スマートカメラ「Google Nest Cam」と一緒にお借りした「Google Doorbell」。インターホンとして使えるだけでなく、セキュリティカメラの役割も果たし、Googleが得意なAIのおかげで荷物のお届けかどうかが分かったり、外出中でもピンポン鳴ったらスマートフォンから応対できたりする「スマート」ドアホンです。

 karita 新発売の「Google Doorbell」と「Google Nest Cam」

 前回のGoogleさんではNest Camをご紹介した(その後バッテリーの充電について補足しました)ので、今回はDoorbellです。

 うちのインターホンと比べると、映像の画角は広い(145度)し鮮明だし、ピンポンする前からAIが「誰か来た」と教えてくれるし、すごーい。うちのインターホンとの最も大きな違いは、外出先からも来客がチェックできて、しかもスマートフォンで音声での応対ができるところ。

 実はうちはエントランス式マンションだし、宅配ボックス完備だし、コロナ禍でずーっと家にいるしで、こんな便利なものは猫に小判状態なのですが、せっかくお借りしたので設置してみました(下の写真)。いかにも仮り置きな感じでかっこ悪いですが、これで十分使えています(設置方法は後述)。ドアホンとしてはかっこよすぎる形なので、どこをピンポンすればいいのか分かりにくいかもと思い、後から張り紙も追加しました。

 doorbell 1 既存のドアホンの上に置いてみた

 DoorbellはNest Cam同様、バッテリー式なので配線の必要がありません。ただし、さすがに壁面に取り付ける必要はあって、金属のベースプレートと2本の取り付けネジが同梱されています。

 doorbell 2 Nest Doorbellの箱に入っているものたち

 ちなみに、左端の黒っぽい板は角度調整用パーツで、壁から20度の角度を付けて設置するためのものです。Doorbellのカメラの画角は145度あるので、うちの場合は全然必要ありませんが、玄関が広い邸宅では役に立つかも。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.