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置き配も訪問も即座にスマホに知らせてくれる Googleのインターホン「Doorbell」の実力Googleさん(4/4 ページ)

» 2021年08月29日 09時45分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]
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 そんなわけで、私の生活パターンではDoorbellのいいところをほとんど紹介できませんでしたが、以下のような人には特に、とても便利だと思います。

  • 一軒家に住んでいる
  • 外出が多い
  • 訪問者が多い
  • お子さんがいる

 または、遠くに住んでいる高齢者を見守りたい場合、Nest Camと一緒にDoorbellも設置すると安心感が高まります。怪しい訪問販売は本人に代わって門前払いできるし、ヘルパーさんがちゃんと時間通りに来てくれているか確認できるし。

 そういう場合は、サブスクリプション制の「Google Nest Aware」への加入もお勧めです。月額630円か1260円と安くはないですが、知り合いの顔を登録しておくと、カメラに映った人が誰かまで教えてくれるようになります。つまり、ヘルパーさんを登録しておけば、そのヘルパーさんが定刻通りに来てくれたことが確認できるし、登録していない顔を検出すると「知り合いですか?」とプッシュ通知が来るので、怪しい訪問かどうかチェックできます。

 doorbell 8 Google Nest Awareは1カ月無料でお試しできます

 知ってる顔検出機能は月額630円プランでも使えるので、そちらでいいでしょう。2つのプランの違いは、保存できる動画履歴が30日か60日かと、高い方は連続動画履歴も10日間保存できるところだけです。

 顔検出についてはプライバシーなどが問題になりそうで、EU圏や米州の一部ではこの機能が使えません。日本でも、使うなら本人にしくみを説明し、承諾を得てから使うことをお勧めします。ちなみに、Googleさんがどんなデータを集めているかはヘルプページに明記されています。購入の際はここで確認して、納得した上で使うといいと思います。

 最後に、Googleが5月に公開した、コロナ禍の中、離れて暮らす両親の家のドアに設置したDoorabellが記録した1年、という動画を貼っておきます。ちょっと泣いた。


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