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未成年の「ゲームは1日1時間」+「金土日だけ」=「週3時間」 揺れる中国、その影響は?(2/4 ページ)

» 2021年09月11日 07時58分 公開
[山谷剛史ITmedia]

 それだけでは終わらなかった。続く9月2日には「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)などコンシューマー向けゲーム87タイトルが、中国大手ECサイト「京東」(JD)から販売禁止になった。

 具体的には、

  • あつまれ どうぶつの森
  • スーパーマリオメーカー2
  • SIRENシリーズ
  • バイオハザード
  • ウイニングイレブン 2019
  • グランドセフトオートシリーズ
  • コールオブデューティ
  • コマンド&コンカー
  • FIFA
  • レッドデッドリデンプション
  • MAFIA
  • Quake3

などのタイトルが挙げられる。

 オンラインで作品を共有できるゲームや、暴力的な表現のあるゲームの著名タイトルが名指しされたわけだ。

 もともと中国では、ゲームや動画などあらゆるコンテンツについて、暴力的な、ポルノ的、反政府的な内容を禁止していた。今回の発表はこれまで見てみぬふりをしていたルールを、ちゃんと適用するということを意味する。

 中国の大手ECサービスといえば京東ほか、アリババの淘宝(Taobao)と天猫(Tmall)などが多数あり、京東だけが狙われたとは考えにくく、他のサイトで販売禁止となってもおかしくない。

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