先日、ダニー・サリバンさんが検索の仕組みについて語るオンラインセッションに参加させてもらったんですが、サリバンさんによると、毎年何兆件もの検索があり、毎日の検索の15%は初めて入力されるクエリなのだそうです。こういう未知のクエリにもなるべく的確に対応するために、新着ニュース記事やストリートビューの画像、動画などを、幅広く検索インデックスに取り込んでいます。
毎日検索していると、肌感覚ですが少しずつ進化していることが分かります。もちろん、「あれれ?」ということもあります。最近では、記事のタイトルをGoogleが省略して変なことになる現象がありました。Googleはこういうとき、すぐにフィードバックを求めて改善しようとします。
高度なアルゴリズムやAIで動いているGoogle検索ですが、こういう地道な努力や、世界に数千人いるといわれる外部の検索品質評価者によるチェック、サリバンさんのようなエンジニアと一般ユーザーの架け橋となる人材の採用など、意外と泥臭いというか、人間臭い方法で改善されているんですね。
日曜のひととき、検索のしくみを読んで見るのはいかがでしょうか。英語ですが、5分にまとめた動画もあります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR