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ロボット掃除機もテレワーク対応に パナ、「ルーロ」に人を避けて掃除する「在宅掃除モード」

» 2021年10月05日 17時38分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは、ロボット掃除機「ルーロ」に「在宅掃除モード」を追加するソフトウェアアップデートを10月下旬に実施する。テレワークや外出自粛による在宅時間の増加を受け、人のじゃまにならないロボット掃除機を目指した。

「MC-RSF1000」(2020年発売)

 対象機種は2020年発売の「MC-RSF1000」「MC-RSF700」「MC-RSF600」。スマートフォン用アプリか本体スイッチで「在宅掃除モード」に切り替えると、レーザーとセンサーで人の足を検知し、足元から半径約50cmのエリアを回避して掃除する。

足元から半径約50cmのエリアを回避して掃除(公式動画より)

 一通り掃除が終わると足を検知した場所に戻り、人がいなければ掃除する。人がいたために通れず掃除していない場所があれば一緒に掃除するという。

 パナソニックが9月に実施した調査によると、ユーザーの約半数は在宅時にもロボット掃除機を使用していた。今回の在宅掃除モードに、ルーロの「音ひかえめ」設定、ルーロに入ってほしくない場所を指定できる「エリア設置」などを組み合わせ、在宅中もストレスなく使えるロボット掃除機として訴求する。

 この他、アップデートではパナソニック製IoT洗濯機やエアコンの状況を知らせる機能もルーロに追加される。例えば洗濯が終わる時間になると「まもなく洗濯が終わります」とルーロが音声で案内する。

 「ゴミの日」「薬の時間」なども登録できる他、他社サービスとの連携も進める。2022年春には天気予報や宅配便の着荷予定などをルーロが知らせるようになるという。

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