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超音波で顔や手を“浮かべて”ビデオ会議 遠隔地からジェスチャーを反映Innovative Tech(2/2 ページ)

» 2021年10月11日 07時36分 公開
[山下裕毅ITmedia]
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 システムを評価するため、今回は遠隔から会議を行うテレプレゼンスアプリケーションを作成した。これはビーズ7個と腕部分の糸2本、顔部分の円形の布1枚で構成。システムは糸部分と布部分を認識し、指定した上空の位置に浮遊させる。

photo 各ビーズを指定した位置に割り当てる

 浮遊した布をスクリーンにして外部からプロジェクターで遠隔にいる人の顔を投影する。腕に見立てた糸部分は、遠隔者の腕のジェスチャーを深度センサーで捉え、それに応じて動くように設定。顔から手が生えたような外観をしており、顔を表示し糸部分で、遠隔地から身ぶり手ぶりのボディーランゲージを伝える。

photo システムの一連の流れ
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