10月14日、NTTドコモでネットワーク輻輳(ふくそう)による通信障害が発生したのは皆さんもご存じでしょう。Teslaの通信は、ドコモのネットワークを利用しているようで、筆者も旅の帰路、中央道を走行中に障害に巻き込まれました。スクリーンのアンテナピクトに斜め線が入り、地図表示が消えてしまいました。ただ、面白いことに地図は消えても、ルート表示は生きており、自車位置を示す赤い三角もルート上を移動していました。
結局、帰宅するまで地図を使うことはできませんでした。通信が不通ならスマートフォンのカーナビアプリも使うことはできないでしょうから、これが不案内な土地であればお手上げといったところです。内蔵メモリに地図コンテンツを格納している従来型のカーナビならば、こういう心配は不要です。
今回の旅は、行きたい観光地にTesla充電に対応したホテルがあったので充電計画も簡単で、旅を問題なく終えることができました。しかし、さらなる長距離旅や目的地で充電ができない、といった場合にはより綿密な充電計画が必要になるでしょう。
11月末には、90歳で昨年他界した父親の一年祭という神事(仏教でいう法事)があり、岡山の実家までTeslaで出掛ける予定です。片道約650kmなので、経路充電も必要ですし、現地では用事で動き回る必要があります。当然ながら、実家には充電コンセントはありません。果たして、諸般とどこおりなく任務遂行が可能なのか今からどきどきしています。その顛末はこの連載でご報告する予定です。
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