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» 2021年10月21日 19時50分 公開

自分の考えに近い政党が分かる「投票マッチング」がTwitterで話題に 「選挙に関心持ってもらいたい」

10月31日に開催される第49回衆議院議員総選挙に出馬する政党の中で、自分の考えに最も近い政党が分かるサービス「投票マッチング」がTwitter上で話題だ。

[松浦立樹,ITmedia]

 「分かりやすい」「良いきっかけになる」──10月31日に開催される第49回衆議院議員総選挙に出馬する政党の中で、自分の考えに最も近いものが分かるボートマッチサービス「投票マッチング」がTwitter上で話題だ。

ボートマッチサービス「投票マッチング」

 「新型コロナウイルス対策」や「経済」「憲法」「原発」など、20の質問項目に賛成か反対、もしくは中立かを答えていき、その中で自分が重要に思う項目と、自身の性別や年代などを入力する。すると、政党助成法において政党交付金の交付対象となる9つの政党のマニフェストに、自分の考えが何%合致するかが分かる。

質問ページにはメリットとデメリットの解説も表示される

 質問ページの回答欄には賛成/反対の参考になるよう、それぞれのテーマのメリットとデメリットが併記されている。マッチング結果ページには、20の質問に対する各政党の考えが確認できる他、自分以外のユーザーがどのような結果を出したかを見ることもできる。

マッチング結果
結果画面では、他ユーザーの集計結果や、各政党の意見を確認できる

 Twitterでは「とても分かりやすい。数値が高かったところに投票する」や「これが全てではないけど、難しいことが分からない人間には参考になる」「デメリットを書いてくれていて助かる」「自分の関心の無いことにも、改めて振り返りになる」など好意的な意見が見られた。

 その一方で、「自分が支持しない政党が表示された」や「たとえ考え方が一致したとしても、実際に実行してくれるかは別の問題」「このサービス自体がある種のバイアスになってしまうのでは」などの声も上がっている。

開発のきっかけ「少しでも選挙に関心を持ってもらいたい」

 制作したのは、選挙に関するメディア「選挙ドットコム」を運営するイチニ(東京都港区)。20日の夜に公開を始めたところTwitter上で拡散し、21日午後6時時点で「選挙ドットコム」「投票マッチング」がトレンド入りした。

「選挙ドットコム」「投票マッチング」がトレンド入り

 開発の経緯について同社担当者は「日常生活で聞きなれない言葉も多く、国政や選挙の話は、どうしても難しい部分がある。なるべく分かりやすく、正しい情報に触れられる場が必要と考えた。このサービスだけで、それら全てを解消できたとは思っていないが、メリットやデメリットなどの解説を通して、少しでも選挙に関心を持ってもらいたい」と話す。

 Twitterなどの反響については「20日公開したばかりで、想像を超える数の人たちに使ってもらえるとは思っておらず、うれしい悲鳴。リリース前は、自分の支持する政党をSNSにシェアすることは控える人が多いのではと考えていたため、この結果には驚いたし、すごく良いことだと思う」と語った。

 同社では、これまでボートマッチサービスを手掛けたことはなかったというが、反響を見て「2022年には参議院選挙が開催されるので、さらに分かりやすい解説やデザインにバージョンアップして、より選挙を盛り上げる良いものを提供できれれば」としている。

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