同社はこの障害が起きた原因について、工事中に同社と連携し作業していた外部組織と、サーバの切り戻し手順の細部に認識の齟齬があったためだと改めて説明する。「サーバの位置情報を制御する交換機という部分があり、その数の認識に作業員の中で齟齬があった。それが尾を引き、障害の発生まで至った」(小林ネットワーク本部長)
そのため同社では認識の齟齬が起こらないような仕組みの構築をすることで対策を講じるとコメント。手順の見直しや新たなソフトウェアを導入するなど、工事中の対策から通信障害発生した際に影響を長期化させないことや情報発信の方法まで、計6つの再発防止策を発表。22年1月下旬までに実施するとしている。
障害が発生した原因となった工事は、再発防止策を導入し、事前のテストを十分に行ったうえで、22年春までに再度実施するという。
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