Meta(旧Facebook)が7月にそれまでVR/ARプラットフォームと呼んでいたものを「メタバース」と定義づけて以来、急にバズワードのようになっているメタバース。Microsoftは先日のイベント「Ignite」で「Microsoft Mesh」の進捗を紹介するときにメタバースという言葉を使い、NianticもLightshipの紹介でメタバースに言及しました。
Unityはみんながかっこいいメタバースを作れるようにするためにWeta Digitalを買収し、Qualcommはメタバース必携のARメガネのプラットフォームを発表。NVIDIAはメタバースという言葉は使わなかったものの、「Omniverse」を発表しました。
ついでに、メタバースグループ「KINGSHIP」がUniversal Musicからデビューという便乗っぽい話も。
さて、Googleさんはどうするんでしょうか。
メタバース、企業によって微妙に定義が違います。MetaとMicrosoftのメタバースはかなりセカンドライフ寄りです。仮想の「スペース」にアバターとして入り、他の人々と交流したり、効率的に仕事をすることがメイン(デモ動画を見ると、将来的には相手の立体映像が目の前に出てくるのを目指してはいます)。Nianticは「Field Trip」の頃から一貫してAR中心。ジョン・ハンケCEOは「仮想世界に入るのではなく、現実世界で人々を直接結びつけるもの」としています。
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