スマートコントローラーは「EOS-1DX Mark III」で採用されたインタフェースでAF-ONボタン兼用。この上で指をスライドさせるとタッチパッド的にAF枠を細かく動かせる。これが素晴らしい。
スマートコントローラーでAF枠を動かしてそのまま押してAF-ONという親指AF式が非常に快適で、さらに被写体追尾がきっちり仕事してくれると、サーボAF+被写体追尾+スマートコントローラーで気持ちよく撮れたのである。
これはスマートコントローラー+被写体追尾+サーボAF+高速連写で撮影した電車。ここまで寄ってもきっちり追従してくれていて気持ちいい。
ただ被写体追尾は被写体によって安定しないこともあるので、追尾のオンオフは使い分けたい。
ISO感度はISO100からISO102400だが、拡張ISO感度でISO204800まで上げられる。
いつものようにISO感度を上げながら撮影し、中央部を切り出してみた。ISO800からISO204800。ISO12800まではもう普通に使えるレベル。感度を上げていくと色味がじゃっかん落ちていくが、ディテールにこだわらないシーンならISO51200まではいけそうだ。
こちらは室内でISO10000で撮影した黒猫。動物瞳AFで連写した中の1枚だが、ISO10000まで上がっても問題なく使える画質だ。
手ブレ補正はボディ内とレンズの協調補正で最大8段。これは実に優秀だ。
70mmの0.8秒できっちり止まっている。
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