まずは慣れておく必要があるので、iPhoneにROUVYアプリを入れて、自転車で走ってみた。
起動したら自転車、そしてロードバイクを選び、Zwiftで使っているロードバイクとローラー台のセンサーを接続する。これでスピード、ケイデンス、パワーのデータが取得できるので、そのままスタートできる。
全世界のさまざまなコースが用意されているが、まずはデフォルトの「Swiss Countryside」を選択。たしに実写ビデオを使っているだけあって風景がリアル。すれ違うクルマもリアルだ。Zwiftの3DCGはかなりがんばってはいるのだが、最近のリアルなゲームと比較するとやはりだいぶ落ちる。それに比べると実写ベースなだけあって、没入感は半端ない。
これと同レベルの精度で東京の街並みを走れるのであれば、もう外に出なくてもいいのではないかと思ってしまう。道路によっては危険なところもあるわけだし。
それだけではない。日本の実写コースもけっこうそろっているのだ。実写コースを走るという意味ではOculus Questを使った「VZfit」もいいのだけど、Googleストリートビューがベースで、3Dになったときの破綻がかなりあり、コースもグラングランして3D酔いになりがちという欠点がある。ここはVZfitからROUVYに切り替えた方がいいかなと検討中だ。
次の日曜日は160kmくらいのロングライド(リアル)に出て、その翌週がTOKYO VR Racing 2021となる。リアルとバーチャル、どっちも楽しい。いい世の中になったものだ。
これを機にバーチャルライド&ランを試したいという人は、この連載の最近の回を参考にしていただければ幸いだ。
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