Google Japanは12月8日、2021年のGoogle検索ランキングを発表した。「急上昇ランキング」カテゴリーでは「東京2020オリンピック」、「○○とは」カテゴリーでは「適応障害」が1位となった。
同社は、日本国内で21年中により多く検索されたキーワードを反映した「急上昇ランキング」や「話題の人」、調べ物する際に使われる「○○とは」など、さまざまな切り口のランキングを紹介している。
急上昇ランキング1位は「東京2020オリンピック」、2位は「大谷翔平」、3位は「東京リベンジャーズ」、4位は「モンスターハンターライズ」、5位は「呪術廻戦」と続く。20年は「新型コロナウイルス感染症」「大統領選挙」「緊急事態宣言」「鬼滅の刃」「あつまれ どうぶつの森」と、コロナ禍の話題や鬼滅の刃などの人気作が並んでいた。
東京オリンピックは開催までの賛否を含め、2021年で最も関心事を集めた話題といえる。2位はアメリカン・リーグMVPを獲得したロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手。大谷選手はGoogle検索の「話題の人」カテゴリーでも1位を獲得している。3位の東京リベンジャーズは映画カテゴリーで、4位のモンスターハンターライズはゲームカテゴリーでそれぞれ1位に選ばれた。
○○とはランキングは、1位に「適応障害」、2位に「クラブハウス」、3位「イカゲーム」、4位「禁錮」、5位「皆既月食」となった。適応障害以外にも、10位以内に「中皮腫」「双極性障害」「PTSD」など疾患に関するワードが並ぶなど、「緊急事態宣言」や「東京アラート」など新型コロナウイルス関連のワードでトップ5が埋まった20年と大きく異なる状況となった。
急上昇ランキングは、20年と比べて検索量が増加したキーワードを抽出している。20年から多く検索されているワードは21年と比較して変化量が少なくなるため、20年にランクインしていたワードが依然と高い頻度で検索されている場合でも、ランキング外になりやすい点に注意したい。
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