就活関連のWebメディアなどを運営するポート(東京都新宿区)は12月16日、Web上の仮想空間内で就職活動の相談ができるサービス「就活メタバース」をリリースした。バーチャル空間上で、自身のアバターを操作し、キャリアコンサルタントと就職に関する面談ができる。
米国のスタートアップ企業Spatialが提供するVR空間上のワークスペース「Spatial」を活用し、サービスを提供する。利用できるのは、2022年に大学か大学院を卒業する学生のみで、申し込みが必要になる。申し込み後、スマートフォンやPCから同サービスにアクセスできる。
コロナ禍でオンライン面接は普及したものの「対面に比べて、人柄やパーソナリティーが伝わりづらい」(同社)と課題を指摘する。メタバースではよりリアルに企業と学生がコミュニケーションが取れると考えて、就活メタバースを開発したという。
今後は就活メタバース内で面接できるサービスの開発も進める他、同社の他の事業でもメタバースを積極的に取り入れることを検討する予定としている。
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