一生かけても消費できないコンテンツに怯える 映像サブスクの深淵を覗き込んだ話：ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる？（5/5 ページ）

[松尾公也, 山川晶之，ITmedia]

一生をかけても消費できないコンテンツ

ヤマー　スマホにはYouTubeやTikTokもありますしね。時間の奪い合いですよ。

マツ　あれも無限コンテンツですからね（笑）

ヤマー　一生をかけても消費できないコンテンツが世の中にあるって考えるとちょっと怖いんですよね。「宇宙こわい」に似た怖さですが。どう頑張っても知らないコンテンツが存在するまま死んでいくので。

マツ　宇宙こわい。宇宙戦艦ヤマトの冒頭の「無限に広がる大宇宙」と言うナレーション聞いたら怖くなるんですね（笑）

ヤマー　宇宙こわいには、いろいろと桁外れの数字が怖いってのもあれば、感知できない世界があることに対して恐怖を覚えることもありますね。一生かけても見られないコンテンツが世の中にあるのが可視化されたってのを考えると、後者の怖さに似てるかもです。

マツ　その中で何を選ぶかというところが重要になるから、レコメンデーションは重要ということですか。

ヤマー　結局はその話に帰着しますね（笑）　それでも怖さは拭えないんですけどね。

マツ　宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない……。多すぎるコンテンツは深淵を覗き込むのにも似てますよね。

ヤマー　まさしく、その感覚に近いですね。

マツ　ところで、日曜日にオフ会（オンライン）でU-NEXTっていいけど高いよねって話をしてたら、そこにちょうど利用している人がいて、「高いけど毎月1200ポイント（1200円分）が還元されて、そのポイントが使える映画館がある」という情報をもらったんですよ。

　調べたら、最寄りのシネコン（T.ジョイSEIBU大泉）が対応しているというので、「こりゃあ割安！」と。さらに、通常料金でファミリーアカウントを3人分追加できるから、3人いる息子の家族が利用できることになる。「トータルでは安いのでは？」となって、入っちゃいました。

U-NEXTポイント対象の映画館

ヤマー　サブスクこわい。