ただ、Model S/Xは国交省の型式認定を取得していません。台数が少ない輸入車を律する制度下での運用だと思われます。一方のModel 3は型式認定取得済みです。型式を認定したということは、車両の運行や機能の細かな点について国土交通省には、監督官庁としての責任が発生します。そのあたりの制度上の相違が関係しているのでしょうか。
あるいは、音楽の権利が関係しているのではないかと疑いましたが「Carol of the Bells」自体はトラディショナルなので権利は発生しません。後は、Jonathan YoungやRichaadEBのアレンジや演奏に関する権利が考えられます。ただ、日本音楽著作権協会(JASRAC)の作品データベースで両名の名前はヒットしますが、他の楽曲の演奏者としてリストされているだけで、今回の「Carol of the Bells」においては、本人及びその代理人の許諾を得ていれば、日本においても排他的な権利は発生しないはずです。この部分はJASRACの担当者に確認を取りました。
海外のユーザーの中にはライトショーをカスタマイズして楽しんでいる人もいるようです。「xLights」というライティングコントロール用の汎用ソフトで、好みの音楽を読み込ませて独自のシーケンスをプログラミング可能です。ライトショーのカスタマイズについては、Tesla自身がGitHubにそのプログラミング方法を公開しています。日本でこの機能が解禁されるまでPCの中だけのカスタマイズで我慢するしかありません。
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