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サンリオピューロランド、チケット「時価」に ディズニーに続き

» 2022年01月26日 13時01分 公開
[ITmedia]

 「サンリオピューロランド」を運営するサンリオエンターテイメント(東京都多摩市)は1月25日、混雑時にチケットを値上げする価格変動制を導入すると発表した。4月8日から適用する。

「サンリオピューロランド」 © 1990 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN 著作 株式会社サンリオ

 これまで平日3600円、休日3900円だった大人(18歳以上)の当日チケットは、時期によって3600円から4900円の間で変動する。午後2時以降に入場できる「アフタヌーンパスポート」も2400円から3200円の間で価格が変わる。

 併せて年間パスポートを値上げ。これまで1万5000円だった大人の年間パスポートは2万円(デジタル版)と2万2000円(カード版)に分ける。子供用の年間パスポートは価格据え置きとした。

 サンリオエンターテイメントは「価格変動制の導入により来場者数の繁閑差を平準化し、さらなるテーマパーク価値向上に務める」と説明している。

 変動価格制は、需要が高い時期や曜日に価格を上げて収益を向上させ、閑散期には安くして需要を喚起する手法。プロスポーツなどで採用が進んでいる他、テーマパークでは21年3月に「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」が導入して注目を集めた。

現在のチケット料金との比較表
年間パスポートの新価格(出典は公式サイト)

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