米Adobeは2月15日、画像編集ソフト「Photoshop」のデスクトップ版バージョン23.2を公開した。プラグインや環境設定なしに、WebP形式の画像ファイルの作成や編集、保存ができるようになる。
WebPは米Googleが開発したWebページ向けの画像フォーマット。同じレベルの画質のJPEG画像より25〜34%、PNG画像より26%ファイルサイズを軽量化できるとしている。軽量化しつつも画質を維持でき、透過処理にも対応するため、PNGやJPEGなど従来の画像の置き換えに利用されることもある。
一方、Photoshopなど一部の画像編集ソフトではWebP形式に対応していない場合があり、WebP画像を保存しても閲覧などがしにくい欠点があった。これまでは、ユーザーの環境でWebP画像を編集するにはWindowsの付属ソフト「ペイント」などで開いて編集するか、ペイントで別フォーマットへ変換してから編集する必要があった。
この機能追加に対し、Twitter上では「やっとか!」「これでペイントを経由しなくてすむ」など喜びの声が上がっていた。
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