サードウェーブは2月21日、囲碁・将棋の棋士向けノートPC「GALLERIA碁・将棋MASTER」を発売した。AI囲碁・将棋ソフトをプリインストールし、戦略の研究分析に使えるとしている。価格は23万9800円。
CPUは米AMDの「Ryzen7 5800H」(8コア16スレッド、基本クロック3.2GHz)、GPUは「GeForce RTX3060 6GB」、メモリが16GB、ストレージが512GB(SSD)、OSがWindows 11 Home 64bit。サイズは360(幅)×244(奥行き)×23(高さ)mm、重さは約2.1kg。
付属ソフトはAI囲碁エンジン「LeelaZero」「Katago」と、AI将棋エンジン「elmo」「水匠4」。最善手の提示機能や形勢判断、対局練習機能などを備える。
サードウェーブによると、棋士の中にはAIを活用した戦略研究のためにクラウドを活用することがあるが、ランニングコストがかかる、環境構築にクラウドやAIなどの知識が必要といった課題があるという。PCを立ち上げてすぐ研究を始められるよう、日本棋院所属棋士の監修の下で製品を開発した。
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