マツ まあ比較対象がMac Proだからよくわかりませんが。例によって、あの秘密のラボにいる博士がいろいろと表を出してくるじゃないですか。
ヤマー いつものワット当たりのパフォーマンス比較ですよね。PCとの。
マツ そのときの比較対象ってぼかしてますよね。世間でよく売れているGPUだとか、最高性能のGPUだとか。あれを細かく知るには、製品ページに行って、「Command」+「↓」を押す。
ヤマー Windowsは「Endキー」で。一番下の注釈表ですね。
マツ 老眼には見えないような細かい文字で、「Windowsデスクトップパソコンの16コアCPUのパフォーマンスデータは、DDR5メモリ搭載Core i9-12900Kメモリのテスト結果で」とある。
一般的なディスクリートGPUとして「DDR5メモリ搭載Core i9-12900KとGeForce RTX 3060 Tiのテスト結果です」だと。最もハイエンドなものは「DDR5メモリ搭載Core i9-12900KとGeForce RTX 3090のテスト結果です」だって。
ヤマー 最新の第12世代Core i9と、RTX 3090の組み合わせ。Core i9-12900Kは、PコアとEコアに別れたAlderLakeの最新プロセッサで、16コア24スレッドを持ってます。
マツ で、M1 Ultra、RTX 3090より速いってわけです。ディスクリートGPUじゃないのに。これは恐ろしいですよね。
ヤマー まぁM1 Maxがそもそも巨大チップなのに、それが2つ並んでいるあたり、CPUとGPUを足したぐらいのダイサイズでしょうけどねw
でもワット当たりのパフォーマンスはすこぶる良いですね。RTX 3090と同等性能を200W低く実現するとか。CPUもCore i9-12900K比較で、同じ電力だと最大9割もパフォーマンスが高い。
マツ Mac Studioの空冷も強力で、静粛性が高いことをうたってます。
ヤマー 蓋開けてみたら、厚さの半分以上が冷却機構でしたね。ワット当たりのパフォーマンスは高いけど、高性能ゆえトータルでは中々の熱を持つ。
マツ だからM1 UltraはMacBookやiMacに入るようなものではないってのは分かります。
ヤマー Mac Studio、消費電力が最大370Wとあったので、あの冷却機構になるのもうなずけます。むしろよくあのコンパクトさで排熱処理できるなともw
ヤマー 逆に、Mac miniにM1 Proを載せる世界線も来てほしいですね。Mac miniの筐体って、M1に対してはだいぶ余裕がある感じでしたので、M1 Maxは無理だとしても、M1 Proは載せられると思うんですよね。
マツ うん。Mac Studioの性能はオーバースペックだから、そこまで出なくてもいいんだよという声はあります。
ヤマー いうて良い値段しますからね。Mac Studio。
マツ M1 Maxで24万9800円。Ultraだとさらに25万円積む。
ヤマー M1はGPU8コアですけど、M1 Proは14〜16コア。CPUも2コア多いです。メモリも32GBまで載せられますし、M1 Proの性能があれば、M1だとちょっと重めのクリエイティブワークもこなせます。大半の人はこのスペックでいいと思うんですよね。
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