米Googleは3月10日(現地時間)、ロシアにおけるクラウドサービスの新規契約を停止したと発表した。すでに米Amazon Web Servicesや米Microsoftもロシアへのクラウドサービスの提供を停止・制限しており、いわゆる“3大クラウド”全てがロシアから新規に契約できなくなった。
Googleは同日、国際情勢を受け、EU圏のGoogle Playストアからロシア国営メディアのアプリを削除する、ロシアでの広告主向け商業活動を一部停止するといった措置を取ったことも発表した。ただし一般ユーザー向けの検索機能、Gmail、YouTubeなどのサービスは、ロシア国民が国際的な情報にアクセスできるよう、引き続き提供するという。
ロシア・ウクライナ間の情勢を巡っては、米Oracleや米IBMといったクラウドベンダーもロシアでの業務やサービスの提供を停止している。
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