東京証券取引所は3月24日、ライブ配信サービス「ツイキャス」を運営するモイの東証グロース市場上場を承認した。上場日は4月27日。
モイの前身となるサイドフィードが2010年、ライブ配信サービス「TwitCasting」(通称ツイキャス)を開始。国内ライブ配信の先駆けとして話題を集めた。サイドフィードは12年、ツイキャス事業を分社化してモイを設立した。
ツイキャスは10代・20代前半の男女を中心にユーザーを獲得しており、21年7月末時点の累積登録ユーザー数は3360万に上るという。ライブ配信・視聴は基本的に無料だが、有料配信機能や、ファンが有料アイテムや月額課金で配信者を支援する機能もある。
上場時の発行済み株式総数(公募分を含む)は約1316万株。約132万株を売り出し、約104万株を公募する。オーバーアロットメントによる売り出しは約35万株。
有価証券報告書によると、2021年1月期の売上高は約54億7000万円と、20年1月期の約23億5000万円から倍増している一方、経常赤字は1億3000万円と、20年1月期の1億9000万円より縮小している。
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