iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ」と表現されるTesla。IT・ビジネス分野のライターである山崎潤一郎が、デジタルガジェットとして、そしてときには、ファミリーカーとしての視点で、この未来からやってきたクルマを連載形式でリポートします。
今回は、Model 3やEVについての小ネタ集です。ちょっとした疑問点や気がついたことについてModel 3オーナーの目線で語ります。
Teslaは、アクセルペダルの操作だけで、かなりの範囲で速度コントロールが可能です。アクセルオフで完全停止まで可能なので、通常走行においては、ブレーキはたまにしか使いません。少し強めの制動や緊急対応が必要な場合にしか踏む必要がないのです。もちろん減速時にブレーキランプは点灯します。
信号待ち等で止まると自動的にホールド状態になるので、やはりブレーキは踏みません。右足を踏み換える必要がないので、足の疲れが少ないのも特徴です。また、山道などのワインディングロードでも、攻めない限りはアクセルだけでコントロール可能です。1mm単位(筆者感覚値)のアクセル操作でクルマが反応してくれるので「操る歓(よろこ)び」に満たされます。
スクリーンから設定を変更することで、従来のAT車的な走り方やクリープ現象を残したままのドライブモードも選択可能です。このように通常はブレーキを使わないので、先輩Teslaオーナーの中には、10万km以上ブレーキパッドを交換していない、という人もいるようです。
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