AIを上手に使うにもそれなりのノウハウが必要だ。Midjouneyが流行し始めてからはさまざまな人がMidjouneyの“コツ”を発信してくれている。
今回のクイズが一瞬で分かるような難易度になっていなかったのは、AIの能力が低いからではない。「修飾句」+「名詞」という短い指示が不適切だった可能性が高い。
人間に置き換えても分かるだろう。イラストレーターに「未確認飛行USBメモリを描いて」なんて指示を出しても、どんな構図、テイストにすればいいのか、画像サイズはどれくらいか、何に使うのかが分からず困ってしまうだろう。その点はAIもあまり変わらなそうだ。
Midjouneyへの指示は、かみ砕くと「こういうタイトルの絵を描いてほしい。画面の構図はこうで、人物の見た目はこう。画風は……あの作品みたいなテイストって言うと分かりやすいかな? 画像サイズはこのくらいで」──こんなイメージだ。ユーザーにより指示の仕方もさまざまだが。参考画像へのリンクを提示して参考にさせる機能もある。
つまり、相手の分かる言葉で、イメージにずれが生じないように指示するスキルだ。これは人間相手でも重要だろう。AIでコミュニケーションの練習をするのもいいかもしれない。是非ともチャレンジしてみてほしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR