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これってまだ食べられるの? 非常食の賞味期限チャレンジ、やってみたデジタル防災を始めよう(1/5 ページ)

» 2022年08月18日 11時10分 公開
[戸津弘貴ITmedia]

 防災用の非常食は最低でも3年、通常5年ほどの賞味期限があり、最近では7年の賞味期限のものも増えてきている。賞味期限が伸びること自体は歓迎できるものの、あまりにも長すぎる賞味期限でしまっていたことさえ忘れてしまい、引越しなどでようやくその存在を再確認するということすらありえる。

 一方で、誤解されやすいのが、賞味期限と消費期限だ。

賞味期限は切れてからが本番! そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

 今回例に挙げたのは、およそ8年前に賞味期限がきたものだったが、実食テストをしたもの最も古いものだと12、3年前には期限切れになっていたものもあった。開封前にはパッケージを確認して、包装やパウチに穴が開いていたり痛んだりしていないか、内容物が染み出してきていないかなどを入念にチェックし、開封時に異臭(腐敗臭やカビ臭)がないかなどを確認している。食べる際も最初に少し食べて異常がなければ問題なしとした。

photo 引越しの際に発見された賞味期限が2013年頃のパスタ、調理してみると……
photo 色味が変わっていて食べると風味がかなり落ちているが、完食しても健康には異常はなかった
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photo 同じタイミングの賞味期限のものだが
photo こちらはわずかに風味が落ちていたものの問題なくおいしく食べられた
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