クラスメソッド(東京都千代田区)など5社は8月24日、データ利活用に必要なインフラを構築・運用する「データエンジニア」の育成などを目指すコミュニティーを立ち上げたと発表した。ITエンジニアや学生向けのイベントを定期的に実施。データエンジニアの認知拡大や、地位の向上につなげるという。
「DX(デジタルフォーメーション)の目的である新しいビジネスの創出や、デジタルを活用した新たな顧客体験の実現には、 データ利活用が有効」(クラスメソッド)。一方、データ利活用時に活躍するデータエンジニアは、IT人材の中でも特に足りていないとして、コミュニティーの立ち上げに至ったとしている。
クラスメソッドに加え、クラウドを活用したシステム開発を手掛けるクラウドエース(東京都千代田区)、ジール(同品川区)、メソドロジック(同港区)、ナレッジコミュニケーション(千葉県市川市)が協力。イベントなどを通し、データエンジニアの仕事内容や、データ利活用に関するスキルの習得に必要な情報を発信する。
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